この数年のなかで今年は特に厳しい上半期だったなぁと感じました。原価高騰はすべてのものが10~30%この数年でお肉や油にお米などは200%アップ。容器も含めあらゆるものが値上がりとなってしまいました。休みも惜しんでできる限り営業をしてまいりましたが私の実力では純粋な価格転嫁もできずお店を維持することができませんでした。そしてそこに病の進行も重なった結果このような閉店へとつながってしまいました。今までにないような事態でご予約のキャンセルなどご迷惑をおかけするようなことも多々あり申し訳ございませんでした。現実を受け止め、新しいなにかを模索しながら新しいメニューでもう一度チャレンジをしてみようと思っております。

毎日食べる私自身が思うこと『それは安心で美味しいものを食べたい』ということ。唐揚げは無添加・化学調味料フリーにこだわりました。焼き肉のタレもラー油丼のタレも無添加です。今年からむね肉だけでなくもも肉も『国産』に変えてさらなる美味しさと安心を求めました。価格は高くとも…と捉えるか、少しでも安く…と捉えるか、それはすべてお客様の選択により活かされます。少しでも選んでいただけるようなメニューに仕上げ１１月中旬のリニューアルを目指し誠心誠意今後へと繋げていきたい所存です。

今回は『値上げ』という脅威と恐怖への挑戦です。

今までの味はそのままに！

新しいカタチで新たなバリューをご提供することをお約束します！

１０年間の集大成として。